【申告漏れ・脱税関連ニュース】解体工事請負業社社長が10億円の所得隠し

   
 本業以外の収入を除外したり、架空の外注費を計上する脱税のやり方は、かなり古典的なものですが、
本件もこのような仕組みを利用したようです。
 しかし、反面調査すれば簡単に検証できるので、調査する側からすると調査しやすかったでしょうね。

 また、この業者のように、急激に売上が増加した会社は、調査の対象になりやすいと、昔から言われているようです。


【建物解体ラッシュで10億円所得隠し~法人税法違反で業者告発~東京国税局 : 産経新聞 5月23日(月)】

 首都圏の大型工事に伴う建物解体や鉄スクラップ販売で得た所得約10億円を隠し、法人税約3億円を免れたとして、東京都練馬区東大泉の解体工事請負業「中嶋土建」の中嶋良友社長(42)ら2人が東京国税局から法人税法違反の罪で東京地検特捜部に刑事告発されていたことが23日、分かった。中嶋社長らはすでに修正申告している。

 関係者によると、同社社長らは平成22年4月期までの4年間にわたり、架空委託費を計上したほか、鉄スクラップ販売益を除外するなどして法人所得計約10億円を隠し、約3億円を脱税した疑いが持たれている。

 鉄スクラップは北京五輪を控えた中国の建設ラッシュなどを背景にして、19年ごろから価格が上昇していた。脱税で得た資金は不動産の取得に充てられたほか、現金で保管していたという。

 同社は昭和61年に設立され、準大手ゼネコンの下請けによる建物解体工事が主力。平成18年4月期の売上高は約6億5千万円だったが、ここ数年は大型物件の受注などで業績を拡大。特に22年4月期は東京都千代田区の大手町再開発に伴う解体などで億単位の工事を複数請け負うなどし、売上高は前年同期比2・3倍の約31億円にまで伸ばしていた。

 同社の代理人の弁護士は産経新聞の取材に対し、修正申告を済ませたことを明らかにした上で、「国税当局との間で見解の相違はなく、大変反省している」と話している。

===

同社は86年設立。民間信用調査機関によると、スーパーゼネコンと呼ばれる5社に続く準大手の1社とかかわりが深く、大型の解体工事を次々と請け負い堅調に業績を伸ばしてきた。東京・大手町エリアの再開発に伴う解体工事を受注した10年4月期の売上高は約31億8000万円。(毎日新聞 5月23日(月))

SUGI-M
   

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック